「政治家の〇し方」から読むメディアという暴力

2025年7月16日水曜日

news 選挙

NHKをぶっ壊す理由

はじめに

かつて横浜市長だった中田宏氏は、スキャンダル報道によって政治生命を断たれました。
この点は兵庫県知事問題と同様に、メディアの一方的な報道は、政治家のキャリアを徹底的に叩き潰すことができるという危険性を示しています。

今後も政治や政治家に関する歪んだ報道が続けば、同様の事件が繰り返されるリスクがあります。
兵庫県で起こっている一連の騒動は、兵庫県だけの問題ではないのです。

NHK党がNHKをはじめとするオールドメディアと闘う理由は、国民が知るべき真実を発信し、国民の知る権利を守り、真の民主主義を守るためです。

※タイトルでは念のため伏字にしましたが、記事内では伏字を使わずに著書名のまま記載しています。

裁判と政治のタイムラグ

「政治家の殺し方」の著者である中田宏氏は、当該著書の中でも、以下の動画の中でも、「週刊現代や週刊文春といった、捏造記事を書いた相手と裁判し、勝訴した」旨を語っています。

しかし裁判で勝訴しても、判決が確定するまでには審理や控訴などで長い時間がかかります。
その間にも報道は続き、ターゲットとなった政治家を表舞台から引きずり降ろす世論が形成されていきます。
結果的に、法的には無実を証明しても、政治生命を絶たれてしまうのです。

メディアの無責任体質

  • 視聴率や部数といった「売れるかどうか」を最優先
  • 真偽の確認よりセンセーショナルな報道を優先
  • 一度ついたイメージを後から訂正する労力は軽視

メディアは視聴者の関心を集めさえすればよく、その過程で当事者の人権や公平性が後回しにされがちです。
事実関係が明らかになる前に風評が定着し、訂正されにくい状況を生み出しています。

「政治家の殺し方」にも下記のような記載があります。

「後日ほんの小さな訂正記事が掲載されたが、大々的に書いた記事の76分の1の分量だ。根拠薄弱な記事を989行も掲載したのに、訂正記事はわずか13行。これがマスコミの体質なのである。」
中田宏、『政治家の殺し方』、幻冬舎、2011年、88頁。

中田宏氏による「政治家の殺し方」が発売されたのが2011年10月25日。
兵庫県知事選挙が行われたのは昨年11月27日。
斎藤知事に対する批判的な報道が過熱していた一方、「おねだりやキックバック等はありませんでした。訂正してお詫び申し上げます」という報道は同程度なされたでしょうか?
私個人の印象としては、謝罪どころか、「SNSの情報を信じる有権者はおかしい」と言わんばかりに斎藤知事とその支持者を批判する報道が続いている印象です。
つまり、現在に至っても先述のようなマスコミの無責任体質は正されていないということです。

元横浜市長の問題と兵庫県知事問題との類似

  • 政治家に対する疑惑報道が過熱し、視聴率獲得の餌食に
  • 実際の訴訟や証拠開示を待たずして辞任を迫られる
  • メディア報道が先行し、反論や弁明の機会が与えられない

不祥事などのスキャンダルは耳目を集めやすい傾向もあり、ネガティブな情報は拡散も早いです。
今後も同様な事件が起きないとは限りません。

NHK党 立花孝志が起こした兵庫県知事選挙での逆転劇

  • 立花孝志が選挙だけでなくXやYouTubeなどのSNSで直接情報を発信
  • マスメディアが作り上げた「斎藤知事=悪人」というイメージを反証
  • 有権者に真実を伝えることで、斎藤知事の支持回復と再選に寄与

斎藤知事=悪人というイメージ塗り替えの要因

  • 斎藤知事が反論や悪口を言わず、静かに誠実な態度を貫いた
  • 立花孝志がヒール役を一手に引き受け、批判や攻撃の矢面に立った

この両輪により、悪人イメージは払拭され、斎藤知事が本当は真面目で誠実な人だという真実がだんだんと浸透し、再選を支える大きな要因となったと考えられます。

もちろんこれは斎藤知事と立花孝志党首が示し合わせてとった行動ではありません。
斎藤知事の我慢強く、実直で誠実な性格と、立花孝志党首の突破力が相乗効果となって表れた選挙結果だと思います。

NHK党の役割と抑止力喪失のリスク

参議院議員選挙でNHK党が国政政党になることができなければ、“第四の権力”と言われるメディアに対する抑止力が失われてしまう可能性があります。
お行儀のよいイメージで売っている普通の政治家がオールドメディアと闘おうとすれば、それ以上に苛烈な報道で政治生命を絶たれてしまうからです。
しかしNHK党はそもそもイメージもお行儀も良くないので、持ち前の発信力と突破力でオールドメディアとガチンコで闘うことができます。

NHK党は世の中の理不尽と闘い、オールドメディアによる暴走を許しません。
この度の参議院議員選挙は、1枚目(選挙区)の投票用紙にはお住いの選挙区のNHK党公認候補者の氏名を、2枚目(比例代表)の投票用紙には、【NHK党】と書いていただきますようお願い申し上げます。

出典

  • 中田宏、『政治家の殺し方』、幻冬舎、2011年
  • 中田宏「政治家はどうやって〇されるのか?」中田宏公式チャンネル[YouTube] https://youtu.be/5z7vk34FoCM?si=KNGt0Fr87KKvpUfe (2025年6月24日公開)




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Profile

松田みき NHK党

1987年 卯年生まれ
夫と、ラブラドールレトリバーの元盲導犬ジュンの2人と1匹家族
NHKから国民を守る党より2019年4月に行われた新宿区議会議員選挙で初当選するも、その後居住実態が無いとして当選無効に。様々な候補者の選挙ポスターや政策チラシの作成に携わりながら政治や経済についていろいろ考えている人。
優しい夫と、天使のように可愛い犬のおかげでなんとか生きてます。

●盲導犬の引退犬ボランティア活動をしています
もともと犬が大好きであったことと、犬を飼うのであればペットショップからは購入したくない、という考えから、人の為に盲導犬として一生懸命働いてくれた盲導犬の引退犬を家族として迎える選択をしました。
老犬には仔犬のかわいらしさとはまた違った愛おしさがあります。

松田みき 元盲導犬引退犬ボランティア

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